2011年08月08日

デルタ航空ビジネスクラス体験記

久々の更新になってしまったが、その間、ハワイでバカンスなど楽しんできた。
その際、デルタ航空のビジネスクラスを利用したので、JALやANAとの機内サービスの違いなど、記してみたい。

今回のバカンスでは移動も含めてリラックスしたいとの考えから、大手旅行代理店にてビジネスクラスの航空券をホテルとセットで申し込むことにした。
旅行会社のプランでは、複数の航空会社の中から選択することが可能であり、経験上、ANAが希望であったものの、価格的な魅力から未体験のデルタ航空に決定した。デルタは早割りで2万円の割引があり、トータルではANAより7万円ほど安かったように記憶している。


デルタ航空成田空港ラウンジ(☆☆☆)※5段階評価
ラウンジ内のサービス(軽食・雑誌ほか)については、国内キャリアと比べるまでもなく、改善の余地は大きい(その予定は無いであろうが・・・)。
自由に使えるパソコンを多数配置してくれるのはいいのだが、いかんせん機種が古すぎて、ネット接続すらストレスが溜まるレベルである。数世代前のiMacはそろそろリフレッシュしてほしいところだ。
また、軽食としてスープが用意されているのだが、その皿が薬味皿ほどの大きさだったりして、やや疑問符の付く部分もあった。
ただ、私が空港ラウンジに求める最も大きな要素は搭乗ゲートからの距離であり、この点において、少なくとも成田空港では水準を満たしていると言える。(ホノルル空港のラウンジは、ゲートによって10分ほど歩くようだ)

アメニティ(☆☆☆☆)
海外の航空会社では珍しくないが、搭乗時に歯ブラシやボールペンなどの入ったポーチを貰うことができる。ちなみに、3年前の時点で、JAL・ANAに同種のサービスは無かった。
ビジネスクラスの料金を考えれば些細なサービスだが、入国書類などの書き物をする際、わざわざ手荷物の中からペンを取り出すのは億劫であり、こうした気遣いは有り難い。
なお、このポーチは卓上のペン立てなどにも再利用できそうである。

機内食(☆未満)
機内食は和食・洋食のいずれかで、さらに、洋食はメイン料理が3種類の中から選ぶことができる。
デルタ初体験の私は、メニューが豊富な洋食の方がクオリティが高いのだろう・・・と推測して、牛ステーキをチョイスしたのだが、これが失敗だった。
メインの牛ステーキは、焼いたというより煮込んだような食感で、付け合せのアスパラガスの茹で加減も最低であった(ホワイトアスパラの水煮のように、歯ごたえが全く無い)。
いやぁ、久しぶりに不味いものを胃に詰め込んだ、そんな印象である。
その反省から、帰りは和食をチョイスしたのだが、これまた残念な結果に終わった。
冷蔵庫の中で3日くらい放置したような煮物(形が崩れていて、味が濃い)や、和食と言うより無国籍風なアペタイザー(謎の牛串やガンモなどの3点盛り)などなど、前菜からして酷い。
極めつけは、主食のご飯・味噌汁と共に供された「謎の麺料理」で、食感の無いウドンの上にエビチリが4つ乗せられていた。外見的には残飯に近い。
着陸前のライトミールなど食べる気もせず、お断りしたのは言うまでもない。

軽食(☆)
デルタについて語る前に、「ANAだったら」の話をするが、メインの機内食の他に、様々な軽食が用意されている。
アイスならハーゲンダッツ、うどんは出来たてのアツアツを丼に入れて供してくれる。ソフトドリンク・アルコールも種類豊富であり、メニューを見ているだけでも退屈を紛らわせてくれる(実際には、機内食がかなりのボリュームなので、軽食まで食べられないのだが)。
さて、デルタの場合である。
安っぽいスナック菓子や土産品と思われる大福、サランラップで包んだリンゴなどが無造作にバスケットに入れられ、「ご自由にどうぞ」というシステムである。以上。
大学生の部屋飲みじゃないんだから、誰か問題意識を持たないものだろうか?

アテンダント(☆☆)
学食のおばちゃんをフレンドリーにしたような感じ。喜怒哀楽が明らかであり、忙しい時に声をかけられるとムッとされたりもする。
ただ、日本的なうわべだけのサービスにも空虚感を感じるので、これはこれで自然なのかもしれない。

総評(☆☆☆☆)
いろいろ率直な感想も書いたが、やはり飛行機は移動手段であり、レストランやスパではない。もちろん、美味しいものを食べることが目的でもない。
確かにANAやJALの方がずっと快適だし、移動時間すら楽しむことができるのだが、そこに価格差なりの価値があるかは微妙である。
私ならば、機内サービスにお金をかけるより、滞在先のホテルや食事をアップグレードしたいと思う。どんなにお金をかけても、しょせん機内食は作り置きの域を出ないのだから。
要するにコストパフォーマンスの一点においてデルタ航空は優れているということであり、機内食などサービス単位でJAL・ANAと比較しても意味が無い。
というわけで、他の航空会社より価格面でのメリットが大きければ、デルタは有力な選択肢になるであろう。
ただし、ビジネスクラスにラグジュアリー感を求める人には、期待どおりのサービスを受けることは難しいかと思われる。
なお、もし、バージンやANAのビジネスクラスを安価(もしくはマイレージ特典)で利用できるならば、ぜひお試しいただきたい。
私の周囲では「バージン>ANA>>>JAL>>>その他」が専らの定説となっている。
posted by tkst at 03:53 | Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年の5月にデルタ航空で旅行を計画しており、このブログを拝見しました。
アメリカ系は良くも悪くも「世界基準」だと思います。機内の食事やサービスは、アメリカ人にとってはこういうものなのかもしれません。
ハワイ路線ですが、元はノースウエストなので、安かろう悪かろうでは。個人的には、同じく安いチャイナエアラインは悪くないと感じます。乗務員も愛嬌があるので気に入っています。
Posted by vitahiroshima at 2012年02月19日 09:22
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