2016年07月30日

【BTO PC】サイコム「Silent-Master」を1年4ヶ月ほど使ってみた所感などを中心に

BTOパソコンショップのSycom(サイコム)さんで静音パソコン「Silent-Master」を購入してから1年4ヶ月ほど経過しましたので、使い勝手や所感などを中心に長期使用レポートをお伝えしようと思います。
ちなみに、購入に際してサイコムさん以外のショップを比較検討しましたので、そのあたりの詳細は下記リンクをご参照ください。約15年ぶりにBTO-PCを購入した筆者の比較検討記となっておりますので、BTO初心者の方にもぜひお読みいただきたい内容です。
Sycom(サイコム)で3年ぶりにパソコンを新調した件


Silent-Masterのスペックなど

購入当時の標準構成は記録を残しておりませんが、主要パーツについては以下のとおりカスタマイズしています。
サイコムは組立代行系のショップの中でも、カスタマイズ可能なパーツの種類は多いほうだと思います。ちなみにケースの標準仕様はAntec(これも評判の良いケースです)の一択ですが、サポートにメール相談したところfractal designに変更していただくことが可能でした。

CPU intel core i5 4460
M/B asus z97シリーズ
メモリ ddr3 pc12800 16gb(メジャーチップ)
SSD cfd 512gb
HDD westerndigital 2tb
グラボ asus strix960
ケース fractal design define r5

また、上記には含めていませんが、サイコムは静音を得意とするショップだけあり、評判の良いNoctuaのファンを選択することが可能です。ドスパラなど大量生産系のショップでは選べないパーツなので、そのあたりもサイコムの魅力ではないかと思います。


なお、価格についてはOS込みで19万程度(asusのパーツ値引きが5000円ほどありました)。
ちなみに現時点で同等の構成で購入すると、18万を少しだけ下回ると思います。CPUとマザボが1世代違うので単純比較はできませんが、総額の差はメモリの値下がりによる理由が大きいですね。
メモリは当時、DDR3でしたが、現在はDDR4です。標準の4GBから32GBに増設しても1.2万円程度ですから、用途にかかわらず積めるだけ積んでしまいたくなります。

あと、OSは当時Windows7でしたが、Windows10にアプデしています。アプデによる不具合はありませんでした。
Windows8は論外として、Windows7から10への移行を迷っている方も多いと思いますが、いわゆる「パソコン的」なインターフェースには好感触を持っています。自動移行問題への評価は別として、OSの出来そのものは良いです。ディスプレイの4分割表示にOSレベルで対応していたり、また、デュアル・ディスプレイでの使用もWindows8以降は使い勝手が良くなっていますから、OS移行のメリットは割りと感じやすいと思われます。

使用環境や用途など

ここからは実際にSilent-Masterを長期間使用しての所感を綴ってまいりたいと思います。
まずはじめに使用環境ですけれども、購入以来、自宅2階の書斎に設置して使用しております。重さは量っておりませんが、1階から2階への運搬は相当大変でした。もう2度と運びたくない・・・わたしにとって黒歴史とも言える経験です。書斎内では1.5mのデスクを横に2台連結し、Silent-Masterは机の下に設置しています。
当機以外にもWindows機が1台、Macが2台ありますが、現在はすべての作業をSilent-Masterに集約しています。ただし、ドキュメント編集とプログラミングの一部をMac環境に再移行する可能性を検討しています(このあたりは余談です)。

ディスプレイはEizoのFlexScan EV2750とLGの27UD68をデュアル・ディスプレイ環境で使用しています。なお、EV2750の解像度はWQHD(2560x1440)、27UD68は4Kとなっております。EV2750をメインで使用し、27UD68はツイッターやAmazon Musicなどを画面4分割で表示させています。やはり4K解像度をネイティブで使用すると文字が小さすぎて読みづらいですね。文字以外のコンテンツ(写真など)を一覧表示するような用途以外では、あまり実用的ではないと思います。

PCの用途は、基本的にはウェブ閲覧やブログ等の文章作成が中心です。常時、Chromeブラウザを3枚程度、その他のソフトを4つほど並行して使用しています。ライトな作業が中心ですが、デュアル・ディスプレイ環境を構築したいがためにデスクトップPCを使用しています。

基本性能に関する評価

上記のとおり、高解像度のディスプレイを2枚使いしていますが、asus strix960を積んでいることもあり、ネットを中心とした日常使用で処理や画面表示がモタつくことは皆無です。また、三国志などのシミュレーションゲームを常時起動させていても問題ありません(もっとも、最新の三国志13はcore 2 duo 2ghz以上推奨なので、そもそもグラボすら必要としませんが)。

また、静音性に関して、わたしの使用環境及び用途においては、ファン音が気になる場面もほとんどありません。ほとんど無いというのは、「皆無ではないかもしれないが、感覚的には皆無に近い」という意味です。空調を使っていない静粛な書斎ではCPUファンの微弱な音が聞こえますが、常時その程度の静音性を維持しているという印象です。このあたりは、さすがに「Silent-Master」という商品名で販売しているだけあります。

購入後1年4ヶ月使用しましたが、経年使用を原因とする動作のもたつきはありません。OSやアプリケーションの起動時間は購入当時のままだと思います。このあたりはストレージがSSDであることの恩恵でしょうね。Silent-MasterはHDDが標準ですが、1万円ちょっとの投資で500GBクラスのSSDにアプグレできますので、他のパーツより明らかにカスタマイズを優先すべきです。ここ最近、本当にSSDの価格が手頃になりましたから、一般的なPCユーザーにとってはCPUやグラボの性能向上よりよほど助かります。

あと、使用開始後に「あれば便利」と思ったカスタマイズパーツを2点ほど。
スマホ性能の向上にともないデジカメの販売が頭打ちにになっているとも聞きますが、デジカメを使用する方は購入時にカードリーダーを追加すべきと思います。外付けのカードリーダーも安価に入手できますが、やはり内蔵型のほうが便利です。
また、デスクトップPCなので無線LANは不要と思っていましたが、万一のトラブル時にそなえて無線LANも使えると安心です。わたしの場合、自宅のネット環境(フレッツ)が突然使えなくなったことがあり、解決方法やサポート窓口を調べようにもパソコンでウェブ閲覧ができず困ったことがありました。PCに無線LANが内蔵されていれば、スマホとデザリングすることで急場をしのぐことができます。

性能面以外での評価

性能面以外の部分での評価としては、やはりミドルタワーであっても設置場所の確保が問題です。デスクの足下にSilent-Masterを設置する場合、どうしても足がPCに当たります。率直な感想としては、かなり邪魔になります。
また、Silent-Masterを購入する以前は画面一体型PC(Sony Type L)を使っていましたので、ミドルタワーの大きさ、そして重さには面食らいました。購入時に自宅1階から2階へと運びましたが、男性でも1人で運ぶのはキツいと思います。鉄の塊のようなものなので、重い上に危険です。
ゆくゆくストレージ交換以上のパーツいじりをする予定の無い方は、ミニタワーサイズを選んだほうが無難ではないかと思います。

性能とは全く関係がありませんが、やはりOS込みで購入した方が手間がかかりません。今回、OSは別途調達したのですが、OSのインストールはもちろん、ドライバ類のインストールまで自前で作業する必要があり、開梱から使用開始まで数時間を要しました。

総評として

一部の安物タブレットを除いて、いまどきのPC(特にデスクトップPC)は一般人にとって完全にオーバースペックですから、快適さの基準として処理速度は重要性を失いつつあります。処理速度が優れていても、ノイジーなPCでは快適とは言えません。Silent-Masterの強みである静音性は今後ますます重要視されるでしょうし、また、Silent-Masterは処理速度とのバランスにおいて極めて優秀であると感じました。
posted by tkst at 07:00 | Comment(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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